あおいガーデンスタッフです。
お盆に入り、お休みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年は帰省や旅行を控え、ご自宅や近郊で過ごす方も多いのかもしれません。
家にいる時間が長いと、庭や自宅近くの風景が目に入りますね。
そして、雑草が繁茂していることが気になるかもしれません。
さまざまな雑草がありますが、雑草のことを調べてみました。
敵を知れば、対処法のヒントが分かるかもしれません。
春から夏、そして秋まで、いつでもいるイネ科の雑草「メヒシバ」
今回、調べたのは、メヒシバについてです。
春には細長い葉をチョロチョロ伸ばしていたかと思うと、ググーンと背を伸ばして、稲穂をつけはじめる「アイツ」です。
イネ科ということもあり、細くてストロー状の長い茎をグングン伸ばします。
改めて、wikipediaから基本情報を引用してみましょう。
さほど大きくない一年草で、根元の茎は地表を這い、立ち上がった茎の先に細い穂を数本、放射状に広げる。
茎は細く、基部は分枝しながら地表を這い、節々から根を下ろす。葉は細い長楕円形、長さは8-20cm、薄くて柔らかく、つやがない。
花茎は立ち上がり、高さは30-70cmになる。
花茎の先端に数本の穂が伸びる。当初は束になって出るが、次第に放射状に広がる。穂は8本ぐらいまで出る。
花茎先端からまとまって出るが、少しずれて二段、あるいは三段に分かれる場合もある。
穂の軸は上面が偏平な浅い三角になっており、下の二面に小穂が密着するようについている。
小穂は先のとがった披針形で、長さは約3mm、緑色をしている。小穂は果実が熟すと基部で折れて脱落する。
wikipediaより引用
確かに、日当たりのよい道端や庭、畑などでよく見かけますよね。
「メヒシバ」の駆除方法は?
抜き取る
基本的な除草方法は「直接抜き取る」ことです。メヒシバをしっかりと握って引き抜きます。
メヒシバの根は細いですのでちぎれやすいです。根を残したままだと再び生えてしまいますので、注意してください。
「小穂は果実が熟すと基部で折れて脱落する。」とあるとおり、抜いたまま放置すると種子が落ちてそこから新しいメヒシバが生えてしまうので、燃やすか、または、燃えるゴミに出して種子を落とさないよう注意してください。
除草剤を使う
- 除草剤が効果的なのは、次のような状況です。
・すでに多く生えてしまっている場合
・抜き取ることで芝生や植栽の根を傷つけるような場合
・広範囲に生えている場合
それも、できるだけ成長初期段階で使用するのが賢明です。大きく成長しぎると効果が少ない場合も多いからです。
最小限の対策は?
抜き取りや除草剤を使うのが難しいようであれば、せめて小穂部分を切り、ゴミ袋等に入れて燃えるゴミの日に捨ててください。
翌年の拡散具合の減少が見込まれます。
ただ、メヒシバは「成長点」が非常に低い場所にあるため、上部だけ刈りとっても容易に再生し除草しにくいのが難点です。
暑い炎天下に熱中症にならないように、どうぞ十分に気を付けてくださいね。
また、草取り・除草でお困りの時は、私たち「あおいガーデン」へご相談ください。