あおいガーデンスタッフです。
毎日、本当に暑いですね。
そして、この暑い中でも雑草は元気ですね。
さまざまな雑草がありますが、雑草のことを調べてみました。
敵を知れば、対処法のヒントが分かるかもしれません。
荒地でもグングン伸びるキク科の雑草「オオアレチノギク」
今回、調べたのは、オオアレチノギクについてです。
梅雨の間に庭に出られずしばらく目を離していると、梅雨明けた夏に、気付けばあっという間に背が高くなっている「アイツ」です。
セイタカアワダチソウと間違えそうですが、別の植物です。
改めて、wikipediaから基本情報を引用してみましょう。
オオアレチノギク(大荒地野菊、学名: Conyza sumatrensis)は、キク科イズハハコ属の植物の一種。
種小名は「スマトラの」という意味であるが、南アメリカ原産で、日本では昭和初期からの帰化植物。道端や荒れ地で見られる雑草。
南アメリカ原産、、既にに手ごわそうです。
秋に芽生え、ロゼットで越冬する。夏には1.5-2m程度まで生長し、茎の上部に多数の花をつける。
葉は両面に短毛が寝て生え、根生葉は浅い鋸歯のある細長い倒披針形、茎葉は鋸歯がほとんどなく細長い披針形である。
花は徳利型の頭状花で、長さ5mm程度。舌状花は目立たず花弁がない花に見える。
果実は痩果で薄茶色の冠毛をつける。同属のアレチノギクに似るが、当種のほうが背が高く、主茎が長い。また、頭花の形状がずんぐりしたたる型であることで区別がつく。
ヒメムカシヨモギもよく似ているが、オオアレチノギクは灰緑色であるのに対して、ヒメムカシヨモギは黄緑色であることで区別できる。
「秋に芽生え、ロゼットで越冬する。夏には1.5-2m程度まで生長し、茎の上部に多数の花をつける。」
ここ、重要なところですね。
「ロゼット」は、タンポポのように、地面に放射線状に葉を伸ばした状態のことです。
とはいえ、秋や冬にはよくよく注意しないと、オオアレチノギクにあまり気が付かないですね。
ところが、梅雨から夏にかけて「1.5-2m程度の高さへ」成長します。
大人の身長を抜かす程に成長するとは驚愕します。
本当は、秋や冬のロゼットの状態で取り除けばよいですが、次のチャンスは、成長後の花が咲くまでです!
できるだけ労力を使わない省エネでの対応
オオアレチノギクに気付いた時点で、根元から抜くか株元から刈ります。
とはいえ、2メートル近くの大型になると抜くのも大変ですね。また、広い敷地であれば、時間がかかってしまいます。
それであれば、花や綿毛を付ける時期(8月から9月)の前に、上部だけ切ってください。
翌年の拡散具合の減少が見込まれます。
綿毛がすでについていたら、飛ばないようにそぉ~っと切り取ってポリ袋等に入れてください。
刈り取る・抜き取る以外には、除草剤を使う方法もあります。
暑い炎天下に熱中症にならないように、十分に気を付けてくださいね。
また、草取り・除草でお困りの時は、私たち「あおいガーデン」へご相談ください。